月収30万を目指すニート

雇われるのが嫌い。でも、生活するためには働かないといけない。そんな葛藤をしながら非正規雇用でどこまで稼ぐことができるのか!?

スポーツのみかた

今朝、卓球の水谷隼選手が「この1年間、実は目が見えていなかった」と告白をしていました。 水谷選手は「スポットライトやLEDの電光掲示板の位置や色によって、球が一瞬消える」と言っていました。卓球はその『一瞬』が命取りの競技だということは周知の事実。大変なことです。 水谷選手に関しては、言わずと知れたスーパープレイヤーなので、語るほどでもないかと思います。 今日は、スポーツを取り巻く環境について書いていきたいと思います。

競技の演出

オリンピックをはじめ、スポーツの大会は盛り上げてこそ!というところがあるので、派手なライトアップをする、火薬を使った演出をするなど『みる人を楽しませる』というのは、スポーツの1つの特徴で、見ていてとても楽しいです。 また、スポーツのルールに関しても、バレーボールは昔『サーブ権』を持っているチームが得点しないと得点が入らないというルールがあったり、陸上競技では『フライングの回数』のルールが時代の流れによって変わっています。このルールもスポーツを楽しむ1つの要素になっていますね。

プレイヤーが実力を発揮できる環境を

今回の卓球に関して言えば、決勝戦センターコートにある1台にスポットライトをあて、いかにもカッコイイと思わせる演出がありました。この演出自体は、恐らく選手も気分が高揚し、とても良い気持ちで試合に臨めるだろうし、観客も観戦しやすい面があると思います。 しかし、今回の水谷選手のように(今回は彼が特別だったのかもしれませんが)その演出が不利になり本来のパフォーマンスが発揮できないということもでてきます。 この演出が悪いとかそういうことではなくて、試合をするのも観客を盛り上げてくれるのも話題を作ってくれるのも選手ありき。そんな主役が充分に実力を発揮できる環境を作る、という視点を私たちは頭の片隅に持っている方がいいのではないかと思いました。

ルールの変更はみている側の都合

スポーツのルール変更は、必ずしも「選手のため」ではないことが往々にしてあります。 前述のバレーボールのサーブ権は、なかなか点が入らず何時間もかかってしまうとか、陸上競技のフライングも例えば100m走で何十組もあるすべての組が1度ずつフライングをしたらそれだけ時間がかかります。選手は緊張感もありそこまで気にならない人もいれば、自分の順番がなかなか回ってこず、身体が冷えてしまったなんてこともあるかもしれません。しかし、第1は『みている側』が詰まらなくなって飽きてしまうから、という面が大きいように思えます。

これから、2020年に向けてスポーツのルールが大きく変わる競技も出てくるかもしれませんね。そうなったら、順応できた無名選手が勝ち、できなかった有名選手が負けるという場面もあるかもしれません。 スポーツのルール変更があった時、それは『選手のため』なのか『観客のため』なのか考えてみるのも面白いかもしれませんね。

いずれにしても、もろに影響を受けるのは選手側ですが・・・