月収30万を目指すニート

雇われるのが嫌い。でも、生活するためには働かないといけない。そんな葛藤をしながら非正規雇用でどこまで稼ぐことができるのか!?

とある教育現場の日常

皆さんこんにちは。 少し前にこんなニュースが出ていたので、私は過去のトラウマを思い出してしまいました………

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教職を目指している人、参考にしてください。

私立学校はもはや教育現場ではない…

【先に断っておきます! これは私の経験談であって、私立の学校が全て当てはまるというわけではありません。】

私が新卒で勤務した学校は、株式会社立(学校法人化はしていました)の学校でした。

教師になりたての時期は「目の前にいる生徒一人一人に全力で向き合って、教師として恥ずかしくない人間になろう!」という気持ちで一生懸命勤務していました。

…しかし、1,2年経つと「大人の事情」に気付かされます。 特に私立の学校はこの少子化の時代、生き残りを賭けた戦いをしています。 どの学校も生徒募集に躍起になるのは当然です。そこまではいいんです。

私がいた学校では会議中に「数字(生徒数)は力だ!」とか「退学希望者がいるけれど、ここの家庭はまだ授業料が未払いだね、授業料を貰ってからじゃないと退学手続きできないと伝えなさい!…この生徒の担任は〜…」 という会話が飛び交っていました。

…ちょいちょい!ちょっと待ちなさい! ここ学校だよね…? 授業料の徴収は担任の仕事!…だそうです。その学校では。 私も「取り立てのような電話」しましたw ん?私は闇金にでも就職したのかな?そんな気分でした…

生徒を入れるための広報活動(利益確保)は事務や広報部がやって、退学手続き(事務処理も含め)は全部担任に丸投げ… そして、年度末査定ではどんどん生徒を入れた事務方が評価され昇進昇格、退学者を出した担任は無能扱い…

というか、教員の評価は全体的に低い。 生徒を預かり、1番近くで成長をサポートする教師には責任があります!時には厳しい事を言ったり、嫌われ役に回らなければならない時があります。それだけリスクも大きい。 しかし、もし学校のトップの考え方がそこまで及んでいない場合、教師は過酷な環境で負け戦の仕事を続けなければなりません。

特に私立の学校は、こういった環境に陥りやすいと思います。 少なくとも、私が働いてきた職場ではろくなトップはいませんでした。 「生徒=金」などと意味のわからない事を言っているトップやそれに便乗する人を見てきました。

…根本的な事を確認したいんだけれども…ここって「教育現場」だよね…? そんな事を毎日毎日考えていた数年間でした。 これは、ただ私の運がついてないだけなのか…? それとも、教育現場が所詮こんなもんなのか…?

学生時代に思い描いていた教員生活とは全然違いました。